金利下落時の2016年の今は、不動産の買い時か?

買い時ではありません。

 

現在の市況では、銀行の貸出意欲が旺盛であるため、不動産価格が高騰しています。

利回りでいうと2%程度下がっています。

 

「その分、2%金利が下がっているので、皆さん投資始めてますよ~」

と不動産投資会社の営業マンは言いますが、よく考えてください。

 

利回りが2%下がるというのはとんでもないことです。

 

例えば、

都心RC: 6.5% → 4.5%

44%の上昇です。

2%の上昇ではないです。

異常じゃないですか!? (6.5-4.5)/4.5です。電卓叩いてみてください。

 

この場合、例えば、CF1000万の物件であれば、6800万円損してます。

3年後、不動産価格が下落したときに買った方がいいです。

6800万円のCFを残すためには、何年かかりますか?

ザックリの考え方として、

1000万円 X CF手残り20% = 200万円

取り戻すのに、34年かかりますね。

さらに、RCだと建物の価値もうなくなってますから、売れません。

 

不動産は、今より高い価格で売れません。

 

さらに、3年後、金利がちょっとでも高くなったらどうしますか?

 

金利は常に流動的ですが、

物件価格は、買った瞬間、固定されます。

 

「利回りが下がった分だけ、金利が下がっているから問題ない」という意見は、

実質的に大嘘で、詐欺に近いです。

長期の固定ローンを組んだ場合は正しいですが、10年固定以上の投資ローンは組めませんからね。

 

今、不動産を買うのは、本当にお勧めしません。

 

 

 

それでは。

 

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